3月30日水曜日。カンタス航空・早朝5時半。
今朝カンタスに、スポンサーシップを依頼するファックスを送り、その二時間後に電話を入れた。なかなかその担当部署につないでくれなかったのだが、ようやく探し出して担当者と話をした。しかし先方は「検討して連絡するから」と言うばっかりで、初めまったくとりあってくれない。通常3週間の検討期間をいただいておりますなんて仰るのだが、いやいやいやまってくれ、これは一種の緊急援助なので、今すぐ決めて欲しいんです! とまくし立てつつねばった。じゃあちょっと上司と・・・、こちらから折り返しお電話を・・・、なんてことのあったあと、400ドルオフならいけますと返事が来た。ええ?たった? しかし、これまであたった他の航空会社はまったくダメだったし、旅行会社も難しかった。ここらで手を打つべきか?
仕方ない、これで行こう!と覚悟を決めた。なぜならぼくには、行かないというオプションはないのだ。
そう決心した瞬間、一つのメールが飛び込んできた。パースに住む方だが、ぼくにはまったく面識のない方だ。金銭的な援助は必要ないでしょうかという内容。航空券に支払う金額に腹をくくった直後に、突然こういったメールが届いたので、ぼくはもうジンときて泣きたくなってしまった。共時性というフロイトの言葉すら思い出す。
フルーティストであり作曲家である奈緒子さんとその愉快な仲間からも、資金援助をしてもらえることになった。彼女たちもすごく積極的にパース市内で街頭パフォーマンスをしていて、そのドネーションの金額ったら、ちょっと驚きだ。パースの人たちの日本の被災者の方々に対する熱い気持ちは感動的ですらある。
彼女の行動の詳細は以下に詳しいです。
銚子市医師会からも返信あり。具体的に必要な物品が分かれば、協力できると。
岩手県タイマグラの友人からメール。タイマグラの小さな村の給油所にもガソリンがようやく届きましたと。状況はどんどん変化している。いい方だけに変化していることを願う。
その他にも、とてもたくさんの方々から援助の申し出あり。いちいち感動する。
現地の状況を知らせてくれる方もいる。いろんな提案もいただき、ほんとにありがたい。
朝から荷物の仕度。基本的には「自分の身は自分で面倒を見る」わけで、寝袋・テントなどといった、キャンプ道具一式。現地で被災者の方の毛布を借りるわけにもいかないだろうて。防寒対策もしっかりと。向こうはゴールデンウィークが明けるまでは雪の準備は怠ってはいけないと言われた。
しっかり準備をしているつもりでも、次から次へと問題発覚。発覚したからには対処しないといけないわけで、そういうわけで、今日のブログはこれにて。
こういうときって
返信削除決められたように物事は動きます
自戒を込めて
背負いすぎてつぶれないようにしたいですね
共時性はユングだからね
そうそうそう、共時性はユングです。ユングとフロイトはその点で袂を別けてしまったわけで、ね。シンクロニシティーとも言います。知ったかぶりでした。
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