2011年3月31日木曜日

帰国

昨晩遅く銚子に着いた。妻の実家である。早朝から夜までのフライトはしんどかったが、なんだか目がさえて12時を回ってもまだ眠れなかった。

11時頃、義父母とお茶を飲んでいると、地震があった。初め突き上げるような感じで、そのあとゆっさゆっさと来た。家の壁がきしんだ。義父母に言わすれば、これは小さい方の余震だということだが、長い間オーストラリアにいた自分にとって、ものすごく久しぶりの揺れで、緊張もしたし乗り物に酔ったような気分の悪さも感じた。
この程度の揺れで、これだ。そのとき、いったいどれほどのことが起きたのだ?

ぐっすり寝て、今朝は朝からさっそく行動。まず市役所。住民票を入れて国民健康保険に入る。帰国の事情を話すと、信じられない早さで対応してくれた。郵便局で口座関係のことをすませ、福祉協議会というところに行って、「ボランティア保険」というものに加入。なかなか充実した保険内容なのだけど、なんと一番高いプランで年間720円。入らない理由がない。それを済ませて、今度はドコモ。携帯電話は今後の活動のライフラインになるのだから。

午後はスーパーと薬局で買いだし。しめて4万円。自分の食料分と、現地の子供たちへのお菓子など。

家に戻ると、十数箱の段ボールがラウンジルームに積まれていた。4カ所の宅急便屋から荷物を受け取った義父はびっくりしていた。
沖縄若松病院からの荷物は大量の大人用紙おむつ。それとミネラルウォーター。水は銚子のどこに行ってもなかったから、これはほんとにありがたい。被災地の小さな子供のお母さんたちにお渡ししよう。
パースのルーカスさんからは食料やペットフードなど。ペットのいる方にはありがたいものだと思う。
隠岐の島の高梨先生からは長靴。電池、食料。長靴のサイズがぴったりだった。
アウトドアのモンベルで働く智子ちゃんからは、最新式キャンプ用ガスコンロとガスカートリッジ。それとドライフード、マスク、ヘッドランプ。嬉しい。

続々と支援物資も集まる。明日最終調整をしてパッキング。土曜の朝にここを出る。

1 件のコメント:

  1. おまちしてます。物品は偏りあるもだいたいそろってるみたい。掃除道具希望あり。wet typeのクイックルワイパーとか

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